こんにちは! 左近ピアノ教室主宰 左近智佳子です。
ピアノを弾くには 耳で聴き・目で楽譜を追いかけ・手で奏でる・頭で考える~上手にすべてを使って演奏をしていかなくてはなりません。
絶対音感では 耳を鍛え、そのうえで
読譜力をつけることは 目と脳を鍛えていきます。
読譜しないで 耳だけに頼って奏でるのも もちろん悪い事ではありません。でも楽譜が読めると数倍演奏する力は高まります。
音符ビッツとは?
目も耳も鍛えてほしい!と思い 《音符ビッツ》という講座を受けたことがあります。 その時のレポートを 皆さんに披露していきたいと思います。
「繰り返し耳から音楽を聴くこと」で驚くべき感性が培われるのであれば、
「繰り返し目から楽譜を視ること」で驚くべき感性が培われるのではないか? 繰り返して楽譜を視るためのカードを作りました。(制作 川崎紫明)
これが、音符ビッツです。
詳しくは《音符ビッツ》こちら |
*子供の脳を刺激して音符を読んでいく!
*聴く力より見る力の臨界期の方が早いと
脳科学で証明されている。
耳だけでなく 読譜もしっかり身につく~左近ピアノ教室~です。
音符ビッツ第1回レポート
音符ビッツ 指導者養成講座 第1回 脳のネットワーク作り
ピアノを弾くと頭がよくなる!と言われていますが まずは脳について
触れてみました。生命が誕生してお母さんのおなかの中でそのようにして脳が出来上がっていくのか?脳の回線がどのようにして発達していくのかを知ることで 楽譜を読む力をつけるタイミングや方法を研究していきます。
○ニューロンNeuron
神経細胞とよばれ、脳を構成する最小単位であり、端的には信号を受け取り、別のneuronへ送っていくという役割を果たしている。
生まれたばかりの赤ちゃんの脳には 既に大人と同じ約140億もの神経細胞が出来上がっている。
Neuronの先は 樹状突起とよばれており、文字通り何本にも枝分かれしている構造をもつ。 Neuronへの入力は すべてこの樹状突起を介して行われる。
*脳の成分は neuron(神経細胞)が、脳全体の1割程度
ダリア細胞が、脳全体の9割で neuron(神経細胞)に栄養を送る役割。
○シナプス
成長するにつれて脳の神経細胞の数が増えるのではなく、広がっていくことで成長する。
この細胞同士の継ぎ目をシナプスという。
Neuron同士の信号の受け渡しをする。つまりは 脳はシナプスが増えることで発達する。
neuron1個に対してシナプス結合の数は大変幅があり、10万個から3万個と言われている。
シナプスの結合の多さは、多様な情報が生まれている何よりの証拠で、多ければ多いほど、外界から
キャッチする刺激を正しく認知することができ、反応の種類も豊富になり、高度情報処理がしやすくなる。
○神経回路
Neuronがシナプスを介して相互に結合した状態。
赤ちゃんも2歳ぐらいまでには、ちらほらまばらだった状態だった回路がぐんぐん増えていき、
みっちり煮詰まった状態になっていくneuronの細胞体が見分け出来ないほど密な状態。
ヒトの脳が生後、びっくりするようなスピードでおおきくなっていくのは、この辺に理由があり
シナプス結合の数が多くなり、それによって神経回路が多く形成されていくためです。
○右脳のイメージ力
右脳は、左脳とは違い言語には関係のない脳で イメージに関する脳であることがわかっています。
右脳は波動をイメージに変換できる、イメージを司る脳で、赤ちゃんは言葉を喋るまでは、
右脳の働きが活発で イメージの天才です。
*イメージすると イメージした通りのことを実現するという働きがあります。
イメージ力アップで自分の望む現実にすることが出来るのです。
○創造力
新しいものを作り出す能力。 *想像力は 情報を得てイメージする能力。
想像力の先に創造力がある。色々なものをイメージする力をつける必要がある。
イメージはあらゆるもののスタートです。自分がイメージできないことは、行動できない!
想像力を育むには、退屈な時間、脳を休めることも大切である。
散歩することで新しい発想が生まれることがある。それは、身体の中で一番大きな太ももの筋肉を動かすことにより、脳が刺激、脳が働いているのである。
~~~第1回目の感想~~~
DVDをお借りすることが出来、何度も繰り返し観させていただきことが出来ました。しかし、不思議なもので 直接 先生の生のお声を聞いた2回目のほうが脳に残ります。
文明がどんなに発達しても 人と人のふれあい 呼吸を感じながら勉強させていただく喜びをわすれてはいけないとあらためて思いました。
ピアノ指導をしていて すぐ譜読みできるようになる生徒・いつまでたっても耳コピで果てには弾くことにいや気がさしてくる生徒と別れていく理由もすこしわかってきました。
コメント