音符ビッツ(3)

未分類

こんにちは!

今日は梅雨の合間の晴れ空、気持ちがいいですね!

最近 3歳児の方が沢山入会してくださり とても明るく楽しい日々です。

特に絶対音感トレーニングは 想像以上に習得がが早くびっくり致します。

リズムの勉強は 音符ビッツを利用しているので こちらも皆さん上達が早くスラスラとリズムに反応してくれています。

 

さて、今日は音符ビッツ第3回目のレポート内容を紹介いたします。

人間の記憶についてのレポートです。

幼児は想像以上、大人より記憶するスピードが著しいです。この時に

絶対音感訓練をしないともったいないですね!

 

音符ビッツ 指導者養成講座 第3回

「リズム感はどこから生まれるの?」

「リズムビッツによるリズムの基礎」

6月の講座を受けて、ますます音符ビッツに魅かれました。

教え始めて、すでに30年以上過ぎておりますが 最近の子供達・親御さんを導いていくのに苦労しておりました。少しでもピアノを習っていた経験のあるお母様がほとんど。しかし、どうすれば上手に弾けるようになるのか?どうすれば楽しく続けられるのか?わからない人が大半。

面倒な細かいことが好きな私は、根気のない飽きっぽい人の気持ちに沿えなくなり苦労しておりました。

音楽・ピアノが好きだったはずなのに~~いつの間にか練習嫌いになる生徒。しかし、この音符ビッツをレッスンで 毎回ほんの数分使用していると笑いと笑顔が絶えません。  詳しくはこちら⇒音符ビッツ

 

「リズムはどこから生まれるの?」で 川崎先生は お母さんのおなかの中から胎児の頃から聴いている。

歴史的には、紀元前から 喜びを表現するためリズムは存在していたとお話してくださいました。

リズムビッツは勿論ですが、音符ビッツ使用中も やはりリズムよく進めていくと知らず知らずのうちに リズム感が養われ、まるで胎児がお母さんの言葉を聴いているかのような感じが

ます。

身近にある物を りんご・みかん・ぶどう・・・・とステックでリズムを打つことも、

文章にしてリズム打ちすることもとても自然体で 学んだことを即、実践。

そして、身についていく過程が素晴らしいと思います。

 

ビッツを使用してゲームをし、音楽を専門にしてきた私たちも心底から楽しんで、忘れていた音楽の楽しさを呼び戻してくれる講座でした。

 「海馬」について

海馬は脳内にある器官で、記憶に深く関係していると言われている

海馬は、大脳辺緑系の一部である、海馬体の一部のことを言い、脳の中にある細長い組織のことを指す。

人間の記憶は 「大脳皮質」と「海馬」の二つの器官に分けられている。

 

「馬の脳」と呼ばれる「大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)」には「海馬」という部分があります。

海馬はタツノオトシゴのような形をしています。

新しい記憶は、最初は海馬に記憶される。

日常的な出来事・勉強して覚えた情報など簡単なものは一度、「海馬」に収納され、海馬内で記憶は整頓され、

そこから次第に大脳皮質に移動されファイルするか?

そのまま忘れさられてしまうか?きめられてしまう。

  • 絵:「おもしろ情報館」より 

 

その為、海馬の中にあるうちにしっかりと記憶を定着させ、大脳皮質に送り込むことが大切だと

言われています。海馬に記憶が定着する時間は1時間から1ヶ月程度だと言われています。

1か月前の記憶ならやんわりと思い出せるけれども2ヶ月ともなるとしっかりと思い出せない人が多いのは、海馬に保存されているか?いないか?の違いなのです。

 

また、海馬に一度置かれた記憶でも9時間程度でほとんどの記憶は消えてしまうと言われています。

その為、1時間、最低でも9時間以内にしっかりと覚えたい記憶を定着させることが、記憶力を上げるためにとても大切です。長期記憶をするためには海馬が深く関わっています。

試験前に詰め込んで覚えたものは、試験時間中ならなんとか思い出せても、

大脳皮質に定着しないまま終わってしまいます。

 

海馬が働かなくなると、私たちは新しいことが覚えられなくなります。つまり、昔のことは覚えていても新しいことはすぐに忘れてしますのです。

海馬はいわゆる「記憶の司令塔」とでもいえる大切な場所ですが、とても壊れやすい性質を持っています。

酸素不足で脳がダメージを受けると、最初に海馬あたりから死んでいくと言われています。

また、とても強いストレス、例えばPTSD(心的外傷後ストレス障害)などで、海馬に異常が現れる病気も

引き起こします。

海馬は 高性能で、とても繊細で壊れやすい精密機械のようなものです。

「陳述的記憶」と「手続き的記憶」

どちらも脳を使って記憶する点では同じです。

海馬を使用するのは「陳述的記憶」です。この記憶は一度覚えても、結構忘れたりします。

「手続き的記憶」例えば、自転車乗り、水泳など  一度しっかり覚えれば10年間自転車に乗らなくても水泳しなくても 身体が覚えていてくれます。

この記憶は、海馬ではなく「大脳基底核(だいのうきていかく)」と、脳の後ろ側下のほうについている

「小脳」を使っています。

 

ピアノもある程度のレベルまで習えば 身体が覚えてくれます。

「手続き的記憶」が出来るようになると ピアノだけでなく他の分野でも

開花させることが出来ます。

記憶の勉強の中でも群を抜いているのがピアノ学習。

そして、

何よりもピアノは長きにわたり続けられる最高の習い事だと思います。

是非はじめてみませんか?

 

お問い合わせはこちらをクリックしてください。

コメント