優位感覚とは? 

「うちの子、お兄ちゃんが弾いているのを聴いて覚えちゃうの」「よく楽譜を見なさいって何度言っても・・・」

「頭が固いっていうのか、表現が苦手で、音符が並んでいるだけの演奏になるの」「もう、時間がかかって・・・」

色んな悩みがあると思いますが、人それぞれ 五感の使い方が違い

「使いやすい得意な感覚」「あまり苦手な感覚」があります。

 

持っている能力を理解し、上手く使うことで快適に学習成果を上げることが出来ます。当教室では 譜読みだけでなく絶対音感を習得できる指導を心掛け、一人一人に合った指導を行っております 以下のようにタイプ別に分けてみました。

聴感覚優位 Auditory

   言葉や音の情報を耳からインプットするタイプ

   メモを取らずに、耳で聴いて覚えるのが好き

・「こう弾くのとこう弾くのでは、どっちがいい?」など、聴かせてみてその違いを聴き比べる

・子供自身の演奏を録音して、どこが違うか聴き比べる。

・このフレーズには、どんな音が似あうか考えさせる

・聴いて学習する事が得意なので、聴講やCD・録音して聴くことなどを活用する。

・暗譜は、声に出して歌ったり、CDを聴いておぼえる。

・学んだ事は人に話すことで、もう1度自分の耳に入れると理解が深まる。

・周りの音が気になるので静かな環境で勉強する。

視感覚優位 Visual

          目で視たものを映像にして自分の中に取り入れるタイプ

   図形、絵や写真ビデオなど映像を使った学習が効果的

   目で見たことは忘れないタイプ

・先生の手や指の動きなど、目で見たことをまねさせる。

・曲のイメージを絵や風景でとらえさせる。

・タイトルを見せて、浮かんだイメージを引き出し、更にフレーズごとに それは絵のどの部分なのか考えさせる。

・暗譜するときは、楽譜を絵や写真のようにイメージして覚えさせる。

・演奏を深めるときは、模範演奏やDVDなどを見せると効果的。

・楽譜に図や絵を描いてあげると映像として残る。

・色鉛筆など使用して、色分け・イラスト・図や表が効果ある。

言語感覚優位 Auditory Digital 

   頭の中で考えたり、言葉を使って論理的に情報処理するタイプ

   意味が通るかどうかにこだわり、あれこれ試してみることが好き

・頭の中でいろいろ考えたり試すのが好きなので、聴覚・視覚・触覚をっ た練習方法を工夫させる。

・じっくり考える時間をとるとよい。

・アナりーぜが好きなので、参考文献を読んだり、辞書をひくことで学習意欲を高める。

・曲の構造を理解して暗譜する。

・つじつまが合わない言葉で出来事がらると思考がとまるので注意する。

・自分なりのまとめ方をして、さらに他の事とリンクさせながら覚えさせるとよい。

触感覚優位 Kinesthetic

          手や体を使い、実際にやってみて覚えるタイプ

   感覚や触覚の違いに敏感

   頭で覚えるのではなく、体で感じて覚えるのが効果的

・感覚に優れている(臭覚・体温・足田の調子・筋肉の動き)

・理屈を理解させるより、自由に弾かせるとよい。

・手に馴染むまで、何度も繰り返し弾かせる。

・暗譜は手が覚えるまで時間をかける。(1度覚えると忘れない)

・感触・タッチの意識・鍵盤の深さ・押している感覚。

・実際に体や鍵盤に触れると理解が深める。

・呼吸・緊張と脱力(先生も一緒にやってみる)

・音色(表現したい感触のものを実際に手に取ってさわる。

 

左近ピアノ教室では 生徒さんの優位感覚を見つけ、それに沿ってレッスンしていきます。

読譜が出来なくて苦痛になってピアノをやめた人・暗譜が苦手な人も

解決方法があります。お任せください。

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